1.ドキュサイン DocuSign(DOCU)は高成長のSaas株の中で割高になっていない数少ない
ひとつ
2、ドキュサイン DocuSign(DOCU)はAgreement Cloudと競争相手との差別化を図るため
新しいセグメントに拡大している
3、このSaas株は黒字のフリーキャッシュフローと高成長の売上のおかげでRule of 40を満たしている。
ドキュサイン Docusign(DOCU)の売上は昨年対比で38%成長していて、 Net retention (売上継続率)は今月獲得した売上が来年の今頃にはどの位になるのか、を示す指標であるが、117%になっている、北米での売上上昇が貢献している。
ドキュサイン Docusign(DOCU)は電子署名のインダストリーの王者で、
より多くの活動のデジタル化をDocuSign Agreement Cloudで追及している。
Agreement CloudはCRM,ERPなどと同じような基本ソフトウエアになることを会社は期待している。
(Docusign)
(docusign)
左側が現在の紙のサインですが、右側が電子署名含めた未来の同意書(契約書)になります。
筆者は株価のバリュエーションというのは売上の成長率できまるという前提をとっていて、
将来の成長率がたかければ、株価のバリュエーションも高くなると言っています。
(seekingAlpha &Portfolio123/private software)
ドキュサイン Docusign(DOCU)の株価が割安だということを示すために
企業の株式価値/将来の売上と売上成長率
という計算で152社のドットを筆者は作成しました。
このドットからもドキュサイン Docusign(DOCU)は真ん中の赤いラインの近くに
いるので、株価は割高ではないということが
わかるだろうと主張しています。
下記がドキュサイン(DOCU)の売上成長率になります。
(seekingAlpha &Portfolio123/private software)
(seekingAlpha &Portfolio123/private software)
上記2つの売上成長率とフリーキャッシュフローマージンTTM%を表示しましたがRule of 40
を求めるのに必要になります。
The Rule Of 40
で、会社の成長率 プラス フリーキャッシュフローマージン% で
求めます。これで40%以上ならば、健全な成長と利益のバランスをもっていると
40%以上なので、健全な成長と利益のバランスをもっていると
いうことになります。
(seekingAlpha &Portfolio123/private software)
ドキュサイン Docusign(DOCU)の株価のトレンドは上記のように
上昇トレンドになっているが、上値をこえているので、多少の調整はあるかもしれない
ということです。
この記事の結論としては、短期的には買われすぎかもしれないが、長期的には
売上38 %成長、Net retention 117%、とRule of 40の43.7%でBuyだといっています。
注視しましょう。投資は最終判断は必ずご自身でお願いします。
それと12月の追加ニュースですが、三井物産もドキュサイン(DOCU)導入したようです。