先週はリーマン危機以来のワーストな週でしたが、3月23日(月)も引き続き急落
で始まりそうです。その理由はアメリカ議会が新型コロナウィルスのパンデミィック対策と
していた超大型経済対策案が否決されたため、多くの投資家の懸念と失望を買うためです。

アメリカ時間で日曜日夕方のダウ先物は900ポイントの暴落、S&P500の先物は5%の下げとなって
おりサーキットブレイカーがかかりました。

投資家は約100兆円を超す新型コロナウィルスからの経済的ダメージを和らげるための
経済刺激策をめぐる議会とホワイトハウスの綱引きを注意深くみてきました。しかし、
上院で十分な投票をえることができず、否決されました。

また、投資家は新型コロナウィルスの感染者数を感染者数がゆっくりなるのと
株価の底を見図るため注意深く見守っています。アメリカでは現在31,000の感染者と
390人の死者がでています。この数はイタリア、中国に続きます。

USのこの綱引きでの注意すべきはいつ財務救済パッケージが到着するか、どうかになると
ドイツ証券のアナリストは言っています。遅くなるだけ、経済ダメージは深くなるようです。