現在コロナウィルスでどうなるか、市場で懸念が拡がっています。
これから市場が下落する心配だと思われるかもしれませんが、
こういう時こそ過去のデータを冷静に見直すのが大事と思われます。

Cumberland AdvisorsのDavid Kotok氏は, 
「疫病は米国市場に悪影響をもたらす、リスクもあがる。死活問題になりえる」
のように複数のネガティブなアナウンスがありましたが、
記事の筆者はちょっと待てよ。ということで以下の資料をまとめています。


無題
(marketwatch)

上記は過去感染とダウの6か月後、1年後のパフォーマンスをまとめたものです。
似たようなケースといえば、SARSがあると思いますが、
その時でもダウは6か月後には14.59%アップしています。1年後には20%近く上昇
しています。Swine fluでも6か月後、12か月後上昇しています。


また、下記はMSCI世界株価指数と疫病の時のパフォーマンスをまとめたものです。

 無題
(marketwatch)

上記をみていただいても、わかるようにエボラでは-になっていますが、
感染症=株価パフォーマンスマイナス、株価下落ではないようです。

市場はしばらくは落ち着かないかもしれませんが、
重要なのは冷静に情報収集分析し、感情的にならず、健康管理には気をつける
ことといえるのではないでしょうか。