米労働省が9月6日に発表した、8月の非農業部雇用者数は予想16万人増に
対して、結果13万人増と予想を下回りました。(下のYahoo Financeからの引用を参照)
これについていろいろと様々なブログでも語られていましたが、この数字自体は
悪くないようです。ウオールストリートのアナリストでも、これは以下のような失業率3.7%という
ほぼ完全雇用になっているので、さらに雇う人がいないので雇用者数も伸びないという見方もあるようです。職を探している労働者が少ないため、このような数字になったようです。


8
(David Foster/Yahoo Finance)引用

8月の雇用統計の数字は悪くないので、すぐに経済の悪化の心配はする必要がないということでしょうか。ただし、アナリストの間では貿易戦争の行方を経営者が見守っている、そしてFED(連邦準備制度)が利下げを行い、経営者たちを後押ししているという姿勢を見せて、経営者たちの経済は悪化していかないという自信を後押しすることが大事といっています。ここのところは慎重に見守る必要がありますね。